数年続いた股関節の痛み、臼蓋形成不全のせい?
こんにちは。
股関節の痛みでお悩みの方がご来院されました。
理学療法士で国家資格を持っている、というのを安心されて当院を選んでいただきました。
数多いホームページの中から当院をお選びいただき、ありがとうございます。
患者さんは40代・女性。
「臼蓋形成不全」の診断を受けています。
臼蓋形成不全とは
股関節には、臼蓋という受け皿のような部分があり、大腿骨の先端の骨頭が臼蓋に納まるように構成されています。この臼蓋の形状が小さすぎるなど不完全なために、股関節に痛みを生じるのが「臼蓋形成不全」です。「臼蓋形成不全」は臼蓋の形成が不完全なために、大腿骨側の軟骨に摩擦が生じて軟骨が磨り減ります。その結果、股関節が変形して炎症が起きてしまうのです。自分が「臼蓋形成不全」であることに気づかずに年齢を重ね、中高年になって痛みがでる場合が多いです。
簡単に言うと、股関節に変形が生じている状態です。
一般的には、関節が変形しているために痛みが出る、と考えられています。
なぜ痛みが出るのでしょうか?
原因はわかりませんが
臼蓋形成不全が以前からあるのであれば、もーっと昔から痛みが生じていると思いませんか?
痛みが出る前日には臼蓋形成不全が無くて、痛みが出た日に臼蓋形成不全になったとは考えにくいです。
おそらく、痛みが出る前から臼蓋形成不全があったはずです。
こう考えると
臼蓋形成不全=股関節の痛み
とは一概に言えないと思います。
現在の股関節の痛みは?
治療を開始して、およそ一カ月半ほどが経過しました。
治療を開始してから徐々に良くなり、現在は日常生活で痛みを感じることは随分少なくなったようです。
症状を感じることなく過ごせる日も出てきて、大変喜ばれています。
これまでの経験から考えると、「股関節だけが悪い」ということはありません。
連動する膝や足、腰や背骨などもバランスが崩れていることが多いです。
当院では関節の構造を修理して治す、ということは出来ませんが筋肉や神経のバランスを修正することが出来ます。
これを行えるのは、千歳烏山地域では当院だけであると自負しています。
治るのを諦めてしまっている方、一度ご相談ください。
きっとお役に立てると思います。
お読みくださりありがとうございました。
理学療法士の整体院 PHYSICAL CARE ROOM T 院長 田邉謙
千歳烏山駅から徒歩5分
TEL:03-6311-1140