膝の痛み、膝痛

膝の痛み(膝痛)について

 

膝に症状を抱えている方は相当多いです。

 

具体的な症状として

 

◇しゃがみ込めない

◇歩けない

◇階段の上り下りが出来ない

 

など日常生活に支障を来します。

 

実際に病院勤務していた時、膝の痛みでリハビリを行っていた方は本当にたくさんいて、お困りの方は非常に多いです。

 

 

 

痛みの原因で心当たりがある方はいませんか?

 

 

関節が変形してると言われたし…

 

 膝の骨が変形して軟骨がすりへっているから痛みが出る

 

✓ 肥満で膝に負担がかかって痛みが出る

 

 

もう年齢も年齢だから仕方ない…

 

 

✓ 年齢のせいで痛みが出る

 

 

 

これらは痛みと関係ないです!

 

骨の変形がある方全員に痛みが出る、というのは無理があります。

➡膝の変形が無い方にも痛みが出ているのが現実です。

 

 

肥満が原因、というのは体重が少なければ負担が減ります。

➡痩せている方も痛みはあります。

 

 

年齢を原因にしてしまうと、具体的な年齢が無く、その年齢になると全員痛みを持っているというのは現実性がありません。

➡何歳になったら痛みが出てくるのでしょうか?

 

 

膝の筋肉(大腿四頭筋)

膝の痛みで考えるべきは、太ももの前にある

大腿四頭筋の働きが不十分だということです。

 

筋肉の働きが悪い➡関節への負担が増える➡痛み

 

筋肉がしっかりとしていない状態では、腱という部分に負担がかかります。

 

 筋肉の柔軟性が低下することも痛みを誘発する原因となります。

 

筋肉の働きが悪くなるのにはいくつか原因があります。

 

関節には筋紡錘・腱紡錘、というセンサーがついています。

 

このセンサーの働きは

 

◇関節が曲がったり

◇伸びたり

◇関節がひねった

 

などの「動いた」という情報を脳に知らせています。

 

動いた情報を伝える

 

センサーから関節の情報➡脳へ伝達

 

その情報を元に

 

脳の指令➡筋肉が働く

 

関節は動いた情報を脳に伝達、その情報を元に脳が指令を出し、筋肉を硬くしたり・柔らかくする、ということをしています。

 

センサーがおかしくなる?

 

 

このセンサーがおかしくなると間違った情報を脳に伝達してしまいます。

 

脳は間違った情報を元に、間違った指令を筋肉に伝達してしまう。

 

 

センサーから正しくない情報➡正しくない情報を脳へ伝達

 

その情報を元に

 

脳から正しくない指令➡筋肉の働きがおかしくなる

 

このようにして、筋肉の働きが異常になることがあります。

 

したがって、変形というのは原因ではなく結果である、ということです。

 

誤った筋肉の使い方が長い時間続いて、骨にストレスを与えて変形を生じていることになります。

 

その場しのぎにしかならない…

 

痛み止めや湿布で痛みが完全に治らないのは、原因(筋肉の異常)ではなく結果(痛み)を抑えているからです。

 

薬の効果が切れると痛くなるのは、原因の治療が出来ていないからです。

 

この大腿四頭筋は足の付け根~お皿の下にまで付いています。

ジャンパー膝・膝蓋腱炎・膝蓋靱帯炎・オスグッドはこの筋肉の異常が原因です。

 

 

 

当院の治療は

 

 

・センサーの働きを良くする

 

・筋肉が働きやすい状態を作る

 

・脳への情報伝達や脳からの指令を改善する

 

 

ということで痛みの軽減を図っています。

 

その後、リハビリで膝の動きを改善する訓練を行いフォローします。

 

しかし、靱帯損傷や半月板損傷により、膝が不安定な場合は手術が必要なことがあります。

 

 

 

その際は、医療機関への受診を勧めることがあります。

 

膝痛の多くは慢性化した筋肉の緊張が原因です。

 

なので、筋肉の硬さを改善するマッサージやストレッチでも十分に痛みの軽減が図れます。

 

自宅で簡単に行えるものもあります。

 

お困りの方、ご相談ください。

 

 

 

理学療法士の整体院 PHYSICAL CARE ROOM T 院長 田邉謙

千歳烏山駅から徒歩5分

TEL:03-6311-1140

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