めまい
めまいについて
めまいは2種類あります。
◇回転性めまい・・・グルグルまわるめまい
◇非回転性めまい・・・ふらふら、フワフワ、ぐらぐらするめまい
めまいだけでなく、頭痛や吐き気、手足の動きにくさがあればまずは病院へ行くようにしてください。
脳で病気が起きている可能性があります。
回転性めまい
メニエール病、前庭神経炎、良性発作性頭位めまい症(BPPV)などがあります。
メニエール病
・内耳の中に、リンパ液が溜まってしまうのが原因
・難聴や耳鳴りなどの聴覚症状を伴うめまいを繰り返す
内耳にリンパ液が溜まるのが原因!
前庭神経炎
前庭神経は耳の中にあり、身体のバランスや平衡を司っています。
ここにウイルスが侵入し炎症が生じることで、前庭神経炎となります。
前庭神経はバランスを調整しているため、ぐるぐる回るめまい症状だけでなく、歩くのもふらふらします。
聴覚の症状はありません。
良性発作性頭位めまい症(BPPV)
良性発作性頭位めまい症は三半規管の問題です。
内耳の耳石器にある石が三半規管に入ってしまうことが原因です。
三半規管はリンパ液が流れています。
そのため、頭部を動かすと三半規管に入った石が動き、リンパ液に流れが生じます。
その結果めまいが生じます。
非回転性めまい
◇寝た姿勢から起きる際、座った姿勢から立つときの血圧低下
◇頚部の筋肉の緊張
などで生じることが多いようです。
血圧は姿勢によって変化します。
脳へ血流を十分に運ぶ必要がある!
姿勢が変わる時、脳の血流が不足しないように、自律神経が調整することで血圧を保っています。
例えば、
・座った姿勢から立つ時
血流が足元へ流れる➡脳への血流が不足する➡自律神経が脳への血流を調整
このような調節機能が勝手に行われています。
また、前庭神経炎はウイルスによる炎症が原因です。
炎症と自律神経は関係があります。
交感神経が働きすぎていると
◇免疫力の低下
◇細菌やウイルスに対する抵抗力の低下
が生じます
これらの症状は施術によって改善することが可能です。
脳の働きが改善するよう働きかけることにより、自律神経や筋肉の異常を整えることが出来ます。
頚椎からくるめまいについて、椎骨脳底動脈が狭窄している場合があります。
必要であれば医療機関への受診を勧めることがあります。
良性発作性頭位めまい症は特殊な検査方法、特殊な施術方法があります。
三半規管に入った石を排出することで、即座に症状は改善します。
お困りの方、ご相談ください。
理学療法士の整体院 PHYSICAL CARE ROOM T 院長 田邉謙
千歳烏山駅から徒歩5分
TEL:03-6311-1140